面白いし感動した。文句があるとしたら、ちょっと上映時間が長いくらい。
昔ほどには作られることがなくなった時代劇を残したいという思いが伝わってきた。真剣勝負にしびれることがあってはならないと思うがしびれた!(芝居ですから~~。)また、幕末の名もなき侍たちが、私利私欲ではなく後の世を思い戦っていたという、その思いに感動した。暗殺はいっぱい、内戦もあり、嫌な時代だと思っていたけれど、その中の一人の気持ちに気づかされるのもフィクションの良さだ。
映画とは無関係だが、先だって被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の田中煕巳(てるみ)さんが、ノーベル平和賞受賞の記者会見で「若者にどんな未来を残したいですか」と問われて、「自分で考える未来」と答えていた。しびれた~。(名言ですから~~。)
(2024/11/02 TOHOシネマズ高知4)