渇き。

うへぇ~(^_^;。
う~ん、覚悟はしてたけど足りなかった。どっかで『96時間』みたいなめでたい作品を期待していたのだろう。血液飛散シーンのみならず、レイプ、内蔵と盛りだくさん。「これ以上はお見せできません」という風に暴力シーンは、マンガ(絵)を挿入してくれているんだけど、ハードな効果音付きなので身に堪えたわ(涙)。刑事(オダギリジョー)との屋上シーンや先生(中谷美紀)との雪原シーンは笑えそうで笑えないし。話は、「娘はいずこに?」「娘、どんなこ?」で一気に見せられる完全娯楽。演出もこんな時空シャッフルは久々で狂った感じがよく出ていた。アニメで水中を落ちていったり、不思議の国のアリス、ヘンリー・ダーカ(?)、ふむふむって感じで。ただし、藤島(役所広司)と娘の加奈子(小松菜奈)が心療内科に掛かっているという設定は、まったく必要なかったと思う。自ら医者に行くような人物に見えないし、狂っているのは病気のせいと言いたいわけでもなかろうに。なにせ登場人物全員が狂っているのだからして。それにしても役者が皆いいなぁ!
監督:中島哲也
(2014/07/01 TOHOシネマズ高知4)

「渇き。」への3件のフィードバック

  1. えーと、藤島が心療内科にかかっていたのは、間男ぼこぼこ事件の時、精神鑑定かなんかで、治療の必要ありと出たからかと思っていました。懲戒免職ではなく、辞職扱いだったというセリフがあったので、そうなのかなと。
    娘の方は、カモ探しに金のありそうな医師に近づいたんじゃないですかね?

    内容薄いけど、馳走感たっぷりで、観ている間は面白かったでーす。

  2. なるほどぉ、そうでしたね。藤島(父)。娘の方は、そうだったのか〜!まったく思いつきませんでした。なるほどです。

    グイグイ見せる映画で、

  3. つづきです。
    グイグイ見せる映画で、だからこそうへぇとなってしまったわけですが、これからは映画を選ぼうかなぁ。近頃、精神的に弱くなっちゃった。(とほほ)

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