ジョン・ウイリアムズの音楽が本当に素晴らしい。オープニングの音楽で早わくわくする。単純な人間は幸せだ。
オリジナル三部作でも二作目(エピソード5)が一番面白かったが、最終三部作でも二作目が面白かった。でも、どちらの三部作も納得の最終作で満足満足。レイ(デイジー・リドリー)が何者かっていうのもわかるし、レイにしてもカイロ・レン(アダム・ドライバー)にしても血統なんて無問題(もーまんたい)というのも、しごく真っ当で健全だ。亡くなったキャリー・フィッシャーも違和感なく存在しているし、若き日のルークとレイアが登場したのにもときめいた。
ラストシーンは、みんな勢揃いで楽しく終わるのかと思ったら、意外にしっとりとしていた。正しく「スカイウォーカーの夜明け」で、ああこれで親子三代に渡る物語がおわり、また新たな世代の物語に移っていくのだという(他のシリーズでは感じることのできない)感慨が湧いた。
(2020/01/08 TOHOシネマズ4)