子どもの頃

シュロップシャーのスタアというサイトがあって、ジェームズの子どもの頃についての記事とインタビューが載っている。
記事によるとスタッフォードシャーのハウトンで育ったジェームズは元気すぎて、お母さんは(先生も)もてあまし、8歳のとき、ドラマのサマースクール(the Stafford Gatehouse)に放り込んだそうだ。そこで「ダウンタウン物語」のお芝居をして(ジェームズはコーラスだけだったけど)、嵌ってしまい、以後、毎年参加。
14歳でシュロップシャーに引っ越してからも演技は続けたとのことだけど、中学校には演劇の課程がなくて、Emma Hennessyという先生が週2、3回昼休みに個人指導してくれたとのこと。
その後、Royal Welsh College of Music and Dramaで勉強したことや、出演したテレビドラマ、いろんな賞へのノミネート、舞台への情熱などはもうおなじみだけど、ソープ・オペラの演技について話していることが新しかった。
「信じられないくらい幸運だった。ソープ出演って浮くか沈むかだもんね。劇場で働くのとは違う、いつリハーサルがあるのか。ソープ・オペラって、まず、あらすじを覚えなきゃならなくて、そのあと演技なんだ。」
「とにかく時間がない。そんな中でやっていく技量ってビックリだよ。いっぺんソープをやったら、あとは何でも来いだね。ソープって以前はちょっと地位が低かったように思うけど(みんな見下しているし)、もう、そうは思わない。ソープの演技って、とてつもなくハイレベルだ。」

全体的に若さと演技への情熱があふれる(つっこみどころ満載な)インタビューだった。ユーモアもあって、うまくまとめている良い記事だと思った。
Emmerdale star James Sutton on life in Shropshire

ミケランジェロの暗号

うわ~、面白い!脚本がイイ!
オーストリアの作品だそうで、なかなか洒落ていた。ナチスがからんだ脚本がいい映画で思い出すのは『暗い日曜日』なんだけど、あちらが浪漫派なら、こちらは「うはは」。まさかコメディとは思わず、真面目に観ていたら、どう観てもコメディで(笑)。
落語で困ったちゃんの熊さんや八つぁんがおもしろ可笑しく描かれるように、この映画でも人間の性を否定せず描いているところがよかった。義兄弟ヴィクトル・カウフマン(モーリッツ・ブライブトロイ)の信頼を裏切って、ミケランジェロの真作情報をナチスに売ったルディ・スメカル(ゲオルク・フリードリヒ)の小物ぶり、憎めないし、若干の悲哀も感じるし、彼みたいになりたくないけど、いざとなったらなるかもなぁ(とほほ)。
コメディといいつつも、ユダヤ人収容所を見せずして、ヴィクトルの母ハンナ(マルト・ケラー)のやつれ具合とか額の傷で、その厳しさが伝わってくるなど、真面目なところと可笑しいところのバランスが絶妙だった。

レナ(ウーズラ・シュトラウス)

ヤーコプ・カウフマン(ウド・ザメル)

MEIN BESTER FEIND
MY BEST ENEMY
監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー、脚本:ポール・ヘンゲ、脚色:ヴォルフガング・ムルンベルガー
(こうちコミュニティシネマ 2011/12/26 高知県立美術館ホール)

BEDLAM

ジェームズは実家でゆっくりクリスマスを楽しんでいる模様。ツィート数、多し(笑)。

BBC1の連ドラ「DOCTORS」の撮影をしているものと思っていたら、私の間違いだったのだろうか、よくわからないけど、sky livingという衛星放送チャンネルのドラマ「BEDLAM」に出演が決まって撮影しているみたいだ。「BEDLAM」は今年2月に放送された30分×6回の連続ドラマで、好評だったため第2シリーズ撮影の運びとなったらしい。霊能力者だか超能力者だかが主人公?よくわからないけど、第1シリーズはDVDになってamazonで売出し中。ということは、もしかしたら来年の今頃はDVDになったジェームズにご対面ですか???きゃー。公式サイトでのジェームズの扱いはとても小さいので端役かもしれないけれど楽しみだなー。