とうちゃこ~。おもしろかった!
ナイト・シャマラン復活!・・・・と一瞬思った(笑)。
宇宙人の墨字、イイね!(^o^)すごくイイ人たちで驚いた。お節介?お人好し?地球人に何か恩義でもあるのだろうか?欲はなく、足るを知り、悟りを開いた人たちなんだろうか?これってこの映画の最重要事項だと思うけれど。ともあれ、私にとってはあの風貌で本当によかった。蜘蛛とかに似ていたら正気ではいられない。
ひるがえって地球人のなさけなさ(ToT)。色々あるけど、娯楽映画ながら本当に嫌になったのは、ラジオだかテレビだかのマイクを前にした男性が危機感を煽っていたこと。それほどのことはないのに危機感を煽ると本当に危機的状況に陥りかねないから、『オデッセイ』の宇宙飛行士(マット・デイモン)くらいの平静さと賢さを保ってほしい。お願いします!>マスメディア人さま
「得体が知れない」「わからない」→不安にさせられる。→不確かな情報で不安が大きくなる。→煽られてさらに大きくなる。→恐怖を感じて防衛本能から攻撃的になってしまう。
不安を取り除くためにはわかることが必要だし、わかるためには言葉が必要。言葉は道具なので、使いようによっては毒にも薬にもなる。「武器」と言ってもいろんな意味があるし。よくわからないときは、善意に解釈することが大事。とまあ、そういうあたりまえの(楽天的な)話だった。その割に、ささやくように話して、しっとりぼわ~んぼわ~んなタイムパラドックスものというのがまた旨旨(笑)。クイズもあるし。中国の偉い人が、ルイーズの一言で攻撃宣言を撤回した。ヒントは、偉い人の妻の遺言と一致するとのこと。すっごいロマンチックに「早まらないで」ということにしておこうっと。
ルイーズ(エイミー・アダムス)とイアン(ジェレミー・レナー)は、使命感よりは不安が大きく、その不安よりも(学者ゆえ)好奇心やら探求心の方が勝る風に描かれていたのがよかった。
(2017/05/21 TOHOシネマズ高知3)