紫蘇ブッシュの仕舞

紫蘇ブッシュの仕舞をつけた。
茎より幹と言うにふさわしいところを持って引き抜く。根も枯れていて浅いので簡単に抜ける。幹や枝をポキポキ折って袋の中に入れていく。作業中はイイ匂い。
来年もブッシュになってくれるかな?紫蘇の実の塩漬けもよかったけれど、佃煮もいいかも。

千日小坊

2022

庭に植え替えた。寒いのが苦手らしいけど、冬は地際で切って越しているから根が凍らないかぎり庭でも大丈夫だと思う。(2022/04/27)
地植えにすると増えた!11月の終わり頃から咲き続けている。暖かかったせいか葉っぱは緑のまま。紅葉もきれいなんだけどな。(2022/12/18)


2020


上の段は1月、下の段は11月。
春に切り戻しして、夏の終わりまでに伸びて、秋に蕾が見えてきて、今、また咲いた。
少し増えている。来年は、また少し増えるかな。


2019

千日紅の親戚と思っていたら、まったく別の植物なのだそうな。どおりでちっとも咲かないと思った。咲く時期が違うのね。とはいえ、どちらもヒユ科。(2019/07/02)
もっと摘心をすればよかった。しなかったものだから、花が少ししかつかない。でも、葉っぱが紅葉して綺麗。(2019/12)


2018

10月、千日紅の親戚「千紅花火」を購入。(2018/11/25)

オン・ザ・ロック

ソフィア・コッポラ監督らしいコメディだ。面白さは中くらいな感じだったが、やっぱりセンスを感じる。この調子で等身大の随筆風作品を作り続けてほしい。

父の放蕩と浮気で苦しんでいる母を見ていた娘としては、父を嫌いな時期もあったが、二児の母となり四十路を前に大人の付き合いができるようになっている。(というか、父の言うことをちゃんと聴いてやって娘の方が大人らしい。夫の浮気疑惑を父に相談したのが間違い。)娘が夫婦円満で家内安全なら父親孝行ができるよというお話。どうしても監督自身の話のように感じてしまう(笑)。

ローラ(ラシダ・ジョーンズ)とその父フェリックス(ビル・マーレイ)が何かのパーティーに行ったとき、ローラに話しかけた女性が離れたところにいる人を指して「彼女は柔らかい岩を作っている」みたいなことを言わなかったっけ?on the rocks は座礁の意味があって、ローラが夫ディーン(マーロン・ウェイアンズ)の浮気を疑って結婚生活が暗礁に乗り上げたことを言うらしいんだけど。そんなこと言ってないかもしれないのに、「柔らかい岩」って何か関係があるのだろうかと考えてしまった。(このパーティーから抜け出すときに、親子であとずさりして行ったのが一番受けた(^Q^)。)

父といっしょに偵察しておきながら、浮気でなかったとわかり、おまけに夫と行き違いになったと知ったとき、父を(過去を含めて)大いに責めたローラ。そこまで父親のせいにすることが可笑しくもあり、フェリックスが気の毒でもあり(笑)。

ローラが、父からもらった時計を外して夫からの誕生日プレゼントを腕にはめて、めでたしめでたし。フェリックスの話によるとローラが父のモノから夫のモノになったってことになるけど、その考えがもう笑える感じ。父を捨てて夫を取ったと見えるもの。ラストは捨てたわけじゃないよというおまけ。
(2020/11/20 あたご劇場)

シェイクスピアの庭

最後に「これ、全部本当の話」と赤の大きな文字でバーンとクレジットされたとき、つい「うっそ~ん」とツッコミを入れてしまった。本当なら本当らしく、他のクレジットと同じ色と大きさの文字にすればいいのに、「ホンマやでー!」という気合いがケンちゃん(ケネス・ブラナー監督)らしい。と思っていたら、タイトル「ALL IS TRUE」だった(驚)。

グローブ座炎上を機に引退してストラットフォードアポンエイボンで庭仕事をしながら妻と暮らすはずの余生が紆余曲折ありで面白かった。
いちばん見応えがあったのは、サウサンプトン伯(イアン・マッケラン)とシェークスピア(ケネス・ブラナー)のやり取り(腹芸)。サウサンプトン伯がめっちゃカッコイイ!!!シェークスピアが萌えるのも無理はない。

夫が20年も単身赴任の妻のアン(アン・ハサウェイじゃないの?演じていたのはジュディ・デンチ。)も、跡継ぎを生むのを期待された二人の娘(次女は文学の才能があるのに認めてもらえないし)もつらいと思ったけれど、家族を養い財産を築いたことを自負し、跡継ぎを待望するシェイクスピアも普通の男性すぎてつらい。
引退したとは言っても詩人なら生涯書かずにいられなかったはず。俳優なら演じられずにいられなかったろうし、演出家なら村芝居でもなんでも催したくなったろうと思うが、何も残ってないとしたら庭仕事に嵌まったのかもしれない。
(2020/11/16 シネマサンライズ 高知県立美術館ホール)