年ごとのベスト2

年ごとのベスト(2016~1997)の続きです。

1996年『Shall we ダンス?』
1995年『王妃マルゴ』(「トリコロール・シリーズ」を全部観れた年なのに。)
1994年『ギルバート・グレイプ』『風の丘を越えて』『サテリコン』
1993年『ふたりのベロニカ』『ザ・シークレットサービス』
1992年『マイ・プライベート・アイダホ』『フォー・ザ・ボーイズ』『アダムズ・ファミリー』『マルセルの夏』『マルセルのお城』『バットマン・リターンズ』『マイ・ビューティフル・ランドレット』『青春デンデケデケデケ』『クーリンチェ少年殺人事件』
1991年『非情城市』『逃亡者』『わが心のボルチモア』『シェルタリングスカイ』『冬冬の夏休み』
1990年『バクダッド・カフェ』『霧の中の風景』『海底王キートン』『ウンタマギルー』
1989年『ダイハード』『C階段』『戦慄の絆』『バロン』
1988年『ラストエンペラー』『グッドモーニング・バビロン』『プリンセス・ブライド・ストーリー』
1987年『スタンド・バイ・ミー』『アンタッチャブル』
1986年『バック・トゥー・ザ・フューチャー』『アナザーカントリー』『鹿鳴館』『ファニーとアレクサンデル』『カオス・シチリア物語』
1985年『イースター・パレード』『アマデウス』『銀河鉄道の夜』
1984年『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『サン・ロレンツォの夜』
1983年『細雪』
1982年『コンペティション』
1981年『暗殺のオペラ』『街の灯』『ブルース・ブラザーズ』『ジュリア』
1980年『旅芸人の記録』『ディア・ハンター』『家族の肖像』『プロビデンス』『ヤング・ゼネレーション』『白い家の少女』

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け

ジョン・ウイリアムズの音楽が本当に素晴らしい。オープニングの音楽で早わくわくする。単純な人間は幸せだ。
オリジナル三部作でも二作目(エピソード5)が一番面白かったが、最終三部作でも二作目が面白かった。でも、どちらの三部作も納得の最終作で満足満足。レイ(デイジー・リドリー)が何者かっていうのもわかるし、レイにしてもカイロ・レン(アダム・ドライバー)にしても血統なんて無問題(もーまんたい)というのも、しごく真っ当で健全だ。亡くなったキャリー・フィッシャーも違和感なく存在しているし、若き日のルークとレイアが登場したのにもときめいた。
ラストシーンは、みんな勢揃いで楽しく終わるのかと思ったら、意外にしっとりとしていた。正しく「スカイウォーカーの夜明け」で、ああこれで親子三代に渡る物語がおわり、また新たな世代の物語に移っていくのだという(他のシリーズでは感じることのできない)感慨が湧いた。
(2020/01/08 TOHOシネマズ4)

2019年覚書(マイ・ベストテン)

日本映画12本、外国映画23本の鑑賞。かるかん率45.7%。
今年こそ、あたご劇場の上映作品を皆勤、若しくは精勤したいな~。
ジャニーズ事務所を離れた元SMAPメンバーの出演作品、『半世界』(稲垣吾郎)、『凪待ち』(香取慎吾)、『台風家族』(草彅剛)は皆勤(やたー)。
では、例年どおり「好き」が基準の日本+外国ごちゃまぜベスト。

一番好きなのは『半世界』。日本映画がベストワンとは、『銀河鉄道の夜』(1985)以来のことかもしれない。

あとは観た順に『ロンドン、人生はじめます』
『50年後のボクたちは』
『トイ・ストーリー4』(前作あたりからホラー風味付き。『4』はどこか欠損しているオモチャがたくさん登場する。ウッディも声帯をギャビーギャビーに譲ったので欠損したオモチャとなった。相模原の事件が頭の片隅にある私にとっては、自分はゴミだと言うフォーキーから一つの役割を終えたウッディの第二の人生の始まりまで、みんな『4』のオモチャのように生きられたらいいのにと思った。)。

次点が『マイ・ブックショップ』(ビル・ナイ様~♥。「華氏451度」も「ロリータ」も読んでな~い。何かにチャレンジするのには「怖いもの知らず」じゃないとね。)、
『ロケットマン』(ピアノを弾きながら浮くシーンとか、プールの中が宇宙になるシーンとか、いろいろ楽しかった~!音楽映画は、いいねぇ。)、
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『蜜蜂と遠雷』(音楽映画は、いいねぇ。)、
『ドクター・スリープ』(子どもが殺されるシーンはいただけない。でも、あの女の子(カイリー・カラン)がすごく魅力的。スティーブ・キング味の作品になっていて、笑えた~。なんか、師匠がフォースとなって現れるスター・ウォーズみたい(笑)。)。

ひとこと。
『海獣の子供』(『2001年宇宙の旅』)、
『X-MEN ダーク・フェニックス』(面白かったけど、後に残らないなぁ。)、
『ダンスウィズミー』(はははは!楽しかった~!もっとハモってほしかった。)、
『記憶にございません!』(はははは!役者って素晴らしい。)、
『ジョーカー』(予告編が衝撃だった。完成度高し。ジョーカーのダンスシーンの映像の切り取り方なんて痺れる。ティム・バートンのバットマン・シリーズを観たときは、ゴッサムシティーはニューヨークによく似た架空の町でしかなかったが、今や日本じゃんって感じで架空ではなくなった。私が『タクシードライバー』のトラビスに同調して救われたように、ジョーカーに同調して救われる人があればよいと思う。)、
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(役者が軽くなったのは海の向こうも同じかな、別に悪いことではないけれど。メアリーの夫をゲイという設定にしたら、こんな裏話になるのかと面白かった。・・・が、どんな裏話だったか忘れてしまった(^_^;。)、
『レディ・マエストロ』(シュバイツァーってバッハの研究者だったの~!?求婚を受け入れるか、指揮者の道を目指すかで、主人公はよい選択をしたと思う。ロビン、すごくイイ役だったね!今は女性指揮者が差別されることなどないでしょうと思いながら観ていたら、最後に女性で名指揮者に選ばれた人は一人もいないというようなクレジットがあって、どうしてだろうと考え込んでしまった。)。

DVDはテレビドラマをたくさん見た。
「ダウントンアビー・ファイナルシーズン」を見終えた。映画に間に合った~(笑)。
「昭和元禄落語心中」、めちゃくちゃ面白かった!落語ブームは続いているみたいね。
「最後から二番目の恋 2012秋」「続・最後から二番目の恋」、やっぱり笑わせてくれる。
「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」、ヒュー・グラント目当て。イマイチ。
「早春スケッチブック」、TUTAYAディスカスは最終巻がいつも貸し出し中。だから未完結(ToT)。