ヴィダル・サスーンって聞いたことあるけど、何だっけ。・・・・って、人名だったことがわかった。そして、シャンプーだかリンスだかのCMで耳にしていたこともわかった。70年代のCMが、ずーっと耳に残っていたのだ。CMってすごいなぁ。
ヴィダル・サスーンの生い立ちから現在までを、本人やいっしょに働いた人たちや家族へのインタビューと過去の映像等で構成した作品。作り手のヴィダルに対する愛情と尊敬が感じられるし、映像と音楽のセンスもよくて見飽きなかった。
観ていて思ったのは、ヴィダル・サスーンは成功する人の典型だってこと。仕事に対する集中力が並以上、克己心というか自己制御力があるし、努力を惜しまない。棚からぼた餅ってなかなかないものだなぁ。
VIDAL SASSOON: THE MOVIE
監督:クレイグ・ティパー
(高知県立美術館 2012/10/14 高知県立美術館ホール)