私はメイク以外は「ふ~ん」という感じだったけれど、母は楽しんだようで市川團十郎さんの存在感と海老蔵くんの悲しみを抑えた演技に感心していた。また、成り上がりが悪いというわけではなく秀吉の性格が悪いというので、詳しく聴いてみると、「天下、天下と言うのが寂しいねぇ」と言うことだった。
お点前のシーンがよかったので、表千家、裏千家等の協力があったのだろうと思っていたら、クレジットされていたので我が意を得たりと嬉しかったとも言っていた。
意外なことに恋愛映画だったので、そこは面白くもあり、また、スケールが小さくなったと思ったところでもある。
監督:田中光敏
(2013/12/08 TOHOシネマズ高知2)