そばにいると一番安心できて誰にも言えないことを打ち明けられる。離れていてもお互いの幸せを願い、いっしょにいたことが生きる勇気になる。世間が何と言おうと、どう思われようとずっと繋がっている二人。美しい愛の形を見せてもらって見応えがあった。ただし、俳優も映像も色んなものが美しすぎるし、細かいところの詰めは甘めだし、人物像は類型的だからリアリティに欠けるきらいはある。タイトルのカッコよさも作品の内容を象徴しているように感じる。そういうわけで、演技も全体的にやり過ぎではあるけれども、私としては俳優を楽しんだ作品だった。要所要所のクローズアップにぐっと引き込まれた。
松坂桃李、また化けた~。(コメディも行けるし、令和の緒形拳。)
広瀬すずは広瀬すず。どんなに押さえても生命力が輝き続ける。さらさ役にピッタリ。
さらさの子ども時分を演じた白鳥玉季の生命力も素晴らしい。
横浜流星の亮、恐かった~。なかなかの威圧感。
多部未華子ちゃん(^_^)。一番普通な人を自然に演じてえらい。
内田也哉子の存在感に恐れ入った。
オープニングに続くシーンで雨の中を二人(文とさらさ)が橋を渡る遠景がスゴかった。一瞬にして景色の明るさが変わって「うおーっ」となった。傑作の予感がしたんだけど、後半ごちゃごちゃして粗がでてきて残念だった。
(2022/05/18 TOHOシネマズ高知8)
>傑作の予感がしたんだけど、後半ごちゃごちゃして粗がでてきて残念だった。
全く同じ感想、出演者も同じくです。
令和の緒形拳とは桃李くん、聞いたら泣いて喜びますよ。
若手イケメン枠から、一歩も二歩も抜きんでてきましたね。
内田也哉子は、アングルとメイクのせいか、亡きお母さんそっくりで、
懐かしいような気分になりました。
これからも女優さんして欲しいです。
わーい、ケイケイさん、仲間~(^ー^)。
ケイケイさんが映画日記に書いておいででしたでしょう?原作は良さそうな感じですよね。ただ、タイトルがカッコよすぎなのが気になりますが(^-^;。
内田也哉子は樹木希林が復活したかと思いました。あの存在感は、唯一無二という意味で「男はつらいよ」のご隠居さんに匹敵しそう。也哉子さんは重量感がありますが。女優さんになったら共演者を食ってしまうかも(^Q^)。
通っている歯科医院のスタッフにすすめられて原作を読みました。本屋大賞受賞作らしい作品だなというのが第一印象。設定に無理があるというのが第二印象。主人公二人の感情の移り変わりとその表現が全てかな、というのが第三印象。結局、印象を取得しただけで本質は理解できなかったような気がします。
映画は観に行かなくてもよさそうですね。
おや、四ッ谷さん、パスしますか。そうですねぇ、原作をお読みだったら、もう話の筋はわかっちゃってますもんね。巷では好評だそうですが。私も不評のつもりはないのですが。
本屋大賞受賞作だったのですね。一冊も読んだことないです(^_^;。