文庫りげる

定年退職した先輩が、毎月第三土曜日にギャラリー・アートスペース([追記]2012年5月から県民文化ホール1階第9多目的室予備室)で開いている文庫りげるへ行ってきた。そこで出会った59歳の女性(レッチリ、英国、アート好き、ストーンズ命)のお話が楽しく2時間近くが瞬く間だった。その方がおっしゃるに薫的座で18日夜に上演されたお芝居に感動したとのこと。高知でこれほどの劇団があるとはビックリの体験だったという。さっそくググったら
演劇センター’90 公演No.82
『 二人の長い影 』
山田太一作/帆足寿夫演出
と判明。
【二日め】ちょこっと紹介←どうやら出演者さまのブログのよう。薫的座内の写真あり。
『二人の長い影』演劇センター90公演【新薫的座(洞ケ島町 薫的神社内)】 ←どんな話か簡単な紹介。
タルコフスキーとコーエン兄弟作品がお好きで、先週の『ヤコブへの手紙』がよかったとのことなので、『ムカデ人間』はいかがとたずねてみたら、先が短いので観るものは選ぶとのことだった。
英国の話でも盛り上がったし、「バジル氏の優雅な生活」を読書中だったので、文庫では「英国アンティークPART2」(文化出版局)を借りてきた。

59歳氏が作成した看板。

祝・連ドラ出演

あいかわらずジェームスの追っかけ。
BBCバーミンガム(NHK大阪みたいな感じ?)のソープオペラ“Doctors”に出演するそうで、本日(昨日?)撮影。撮影前日はものすごい婉曲表現で「眠れない」と言ってたけれど、当日は「演技するのは楽しい」みたいなことをさえずっていた(めずらしく?ストレートや~(笑))。
レギュラーかゲストかよくわからないけど、演技の仕事があってよかったよ。ネットのコラムも2回目のインタビューがアップされてたし、サスケみたいなゲーム“Total Wipe Out”に出演して賞金(チャリティ)を獲得したらしく、この番組はクリスマスに放送されるみたいだけど、本職じゃないもんね。
しかし、希望の舞台の仕事は、なかなか難しいんだねぇ。
– BBC One Programmes – Doctors←公式サイト
Doctors (2000 TV series)←ウィキ
Total Wipeout – Celebrity Special – Series 2 BBC One 2009 ←youtube4分くらい。こーゆーのに出てたのか。ミッション・インポッシブルの世界や~。
あ、それと、ジェームズおすすめの映画。
We Need to Talk About Kevin (2011) – UK Trailer [HD] ←youtube。米版予告編より怖そう。
ついでのことながら、横山裕くんは『天地明察』に何代目かの本因坊役で出演。やったー!(^o^)

誰がため

ナチス・ドイツの占領下で地下組織の下、抵抗運動をしていたフラメン(トゥーレ・リントハート)とシトロン(マッツ・ミケルセン)の物語。デンマークの歴史に明るくないので、ストックホルムへ行って何をしていたのかイマイチわからなかったし、ナチスのえらい人ホフマン(クリスチャン・ベルケル)が変な温情というか敬意を見せたりと、いろんなところでリアリティが薄いと思ったけれど、役者がひじょーに魅力的だし、映像の質感が好みだし、おしまいには一抹の虚しさというか、悲哀というか、フラメンとシトロンのみならず、『マイケル・コリンズ』や『麦の穂をゆらす風』の登場人物や、パレスチナで投石をしている子どもたちまで浮かんで泣けた。
ケティ(スティーネ・スティーンゲーゼ)の裏切りは生きのびるための先手必勝。悲しすぎる。
FLAME & CITRON 監督:オーレ・クリスチャン・マセン
(シネマ・サンライズ 2011/11/09 高知県立美術館ホール)