昨年は、かるかん率100%!観た映画すべての感想を書いた。「好き」を基準に選んだベストテンは観た順に下のとおりで、日本映画が1本もない!主に日本映画を掛けてくれる、とさりゅう・ピクチャーズの上映会が日曜になって見逃しが増えたのも痛かったけれど、全体的になんか弱い。弱いぞ、日本映画。園子温監督作品は面白いけど好きじゃないし。『八日目の蝉』『連合艦隊司令長官 山本五十六』の成島出監督は、『孤高のメス』『油断大敵』のときから手堅い演出で、とても真面目に作っているので好感が持てるけれど、何か物足りない。そんなわけで二重丸の(面白いし好きな)日本映画は『毎日かあさん』と『海炭市叙景』だけだった。『海炭市叙景』は、好きとは言えないかもしれないけれど、日本の冬の時代にフォーカスして、これほど寒さ厳しい作品はないと思うと、どうしても捨てておけない気がした。
その他、主要人物が亡くなったにもかかわらずハッピーエンディングと思える作品が印象に残った。『メアリー&マックス』、『100歳の少年と12通の手紙』、『ヤコブへの手紙』、『木漏れ日の家で』、『海洋天堂』。これらはすべてオフシアター上映だ。
『ヤコブへの手紙』は、それほど好きだったかしらという気がしないでもないが、フィンランドのやさしい緑や小さな草花が光の中でとても美しく、そういうのを思い出すとやっぱり好きだと思った。
ベストテンなんだけど、割とざっとした感想・・・・へリンク;;;;。
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