X-MEN:フューチャー&パスト

『ファースト・ゼネレーション』が滅法面白かったので、若プロフェッサーX/チャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)と若マグニートー/エリック(マイケル・ファスベンダー)見たさに行ってきた。いや~、二人とも良いケンカしてるね(笑)!色々と笑えるところもあって楽しかった!主な舞台は70年代なので、シャツの柄が~~(^o^)。音楽の使い方も上手いような。このシリーズは「妖怪人間ベム」とかティム・バートンが好んで描いてきた「異形もの」にも分類できるんだけど、多数派とは違うということで差別されたり悩みを抱えたりで普遍性があるよねぇ(差別に普遍性はあってほしくないんだけど)。それに『ファースト・ゼネレーション』と『フューチャー&パスト』では、少数派の中でも考え方の違いがあって仲間割れしてしまうってことが描かれていて、これまた嫌なことに普遍性があるようで、私たちは何て愚かなんでしょう。その点、ミスティーク/レイブン(ジェニファー・ローレンス)の選択は賢かったわけだ。仲間を実験台にしてきたトラスク博士を殺したかったけど、ミュータントは人類の敵ではないというところを見せたので、人類とミュータントが共存できる50年後につながったわけで。私は結構オメデタイので「そりゃもう共存でしょ」と頭っからチャールズ側だ。そのくせ自分の都合によろしくない人物は早めに成仏してほしいと思っているので、人類を排除してミュータントの世界を作るというエリック側の考えを理解できないこともない。だけど、ボスニア・ヘルツェゴビナとかイラク(シーア派によるスンニ派の弾圧が凄まじいらしい)とかウクライナとか共存できていたところに亀裂が走るのはなぜなのか(誰が得をするのか)。嫌な世の中になってきたので、娯楽映画を観てもそっちに考えが流れてしまう。でも、大丈夫。マカヴォイ君はタイプではないけれど、隈王子としての魅力を発揮。苦悩の表情に見惚れた~。『ウォンテッド』『つぐない』など苦悩したり病気したり、とても似合う!今後も大いに苦しんでほしいゾ。

その他の隈王子:エドワード・ファーロング、ジェームズ・スペイダー(いずれも若い頃)

監督:ブライアン・シンガー
(2014/05/31 TOHOシネマズ高知9)

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